うちのベースボールスクールでは、
グラウンド準備を子どもたち自身が行っています。
ベースを並べる。
ラインを引く。
ボールや道具を出す。
全部、子どもたちに任せています。
これは、コーチがサボりたいわけではありません(笑)
「自分がやりたいことは、自分で準備する」
そんな力を、育みたいからです。
この力が身につくと、
将来きっと「自ら道を切り開く力」につながると思うんです。
先日、ハッとする光景を見ました。
みんながボール遊びに夢中になっている中、
1人だけ、黙々とグラウンド準備をしている子がいたんです。
誰に言われたわけでもなく、
誰に見られているわけでもなく。
静かに、コツコツと。
その姿に、私は本当に感心しました。
こういう「自分のため・誰かのために動ける力」は、
一朝一夕で身につくものではありません。
技術でもない。
体力でもない。
心の成長そのものだと思うんです。
もちろん、遊んでいた子たちが悪いわけではありません。
むしろ、思いっきり遊べることも、
子どもにとって大切な時間です。
でも、もっと気持ちよく、思いっきり遊ぶ方法があります!
それは、
みんなで協力して、短時間で準備を終わらせること!
みんなで作ったグラウンドで、
みんなで思いっきり遊ぶ。
これこそが、最高に気持ちのいい時間だと思います!
遊びたい日もある。
でも、そんな中でも「自分から動こう」とする子もいる。
そういう風に変わる子たちを
これからも温かく、ゆっくりと見守っていきたいと思います。
スポーツの技術だけじゃない。
社会で活躍できる人を育てる場所でありたい。
それが、三好レオベルノスのベースボールスクールです。
小さな行動、小さな成長。
それを一緒に喜べる場所を、これからも目指していきます!
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