こんにちは!
今日は運動神経を左右する7つの運動能力についてお話します!
そもそも運動神経が良い子とそうでない子の違いは?
運動神経が良い子とそうでない子では具体的にどういうところが違うのでしょうか?
◎運動神経が良い子は目や耳で得た情報を脳で上手く処理し、身体の各部分に指令を出す能力が優れています。その能力はドイツの運動学者によって研究され、大きく7つに分類されると言われています。
➀連結能力
○関節や筋肉を滑らかに同調させて、身体全体をスムーズに動かせる能力。
ほぼ全ての運動動作でこの能力は使われます。
そのためスポーツだけでなく日常生活の中でも自然に使われています。例えば、歩きながらスマホで動画を撮影する時や電話を聞きながらメモを取るときなど連結能力によってスムーズに行われています。この能力を上げることにより生活全般による効率と安全性が向上します。
➁変換能力
○周りの状況の変化に合わせて自分の動きを切り替える能力。
野球の場合、走行中にジャンプし、着地と同時にスライディングをする動作。一見単純そうに思いますが体の各部位の協調動作とバランス感覚、そして「どこにどう滑るか」という高度な運動予測と瞬時の反応能力が必要とされます。
➂識別能力
○道具をうまく操作する能力。
野球の場合、バットを使って投げてきたボールを上手く打ち返す能力やグローブを使ってキャッチする能力などが挙げられます。
④反応能力
○合図に素早く反応する能力。
野球では主に盗塁の時のスタートを切る際やボール捕球時にイレギュラーしたボールに素早く反応する時に使われます。
➄定位能力
○自分の体の位置と周りのの位置関係や動いている敵との位置関係などを把握する能力。
野球では、ベースランニング中に歩幅を合わせてベースを踏むときや守備の邪魔をせずにベースランニングをする時、ベースランニングの邪魔をせずにボールを捕球する時などに使われます。
➅バランス能力
○バランスを保つ能力。
野球では、難しい体制でボールを捕球し投げる時や難しいボールを打つ時、バランスを崩さずスライディングをする時などに使われます。
➆リズム能力
○状況に合わせて、動くタイミングをつかむ能力。
野球ではピッチャーからボールを打つ時にタイミングを合わせてバットを振る時に使われます。
皆さんももうお気づきだろうと思いますが。。。
この7つの能力全てを鍛えることができるのが”野球”です。
野球をやっている人がなぜ様々なスポーツを難なくできたりする人が多いのかというと野球はこの7つの能力すべてを使って競技しているからです。特にゴールデンエイジ期に野球をやっている子はこの能力が高く、将来のスポーツ選択肢や可能性が広がりやすいです。実際に、NBAプレーヤーの八村塁選手は小学校までは野球と空手を習い、バスケを始めたのはなんと中学生になってからだったそうです。。。また、アテネ五輪に出場した水泳選手の中には、中学生まで甲子園ををめざして野球に励んでいて、高校から水泳を本格的にはじめ、オリンピック出場を掴んだ選手もいます。
この7つの能力を伸ばすにはいつがいいの?
結論から言います!
それは3歳~12歳までです!(個人差はあります)
図のように運動神経(神経系)は5歳までに約80%。12歳までにほぼ100%完成します。この運動神経(神経系)が著しく発達する時期をゴールデンエイジ期と言います。ゴールデンエイジ期は一生のうちで運動神経を一番良くすることができる時期です。一番と言いますかこの時期以外はほとんど運動神経は良くなりません。
この時期にたくさんの7つの能力を伸ばす運動をすることで運動神経が良くなります。

さて今回の内容はどうでしたか?
当クラブではこのゴールデンエイジ期に野球を通して運動神経を左右する7つの能力を鍛えます!
また、野球だけにこだわらず様々なスポーツのコーディネーショントレーニングも行い、まんべんなく神経系を刺激します!(コーディネーショントレーニング➔神経系の発達に視点を置いた運動で「動きやすい身体にする」「自分の体を思い通りに動かせるようにする」ことを目的とします。)
ぜひ入会はお早めに!!
早ければ早いほどいいです!!
早ければ早いほど子どもたちの運動神経を良くする時間(ゴールデンエイジ期)が増えますね!
それでは今日はこの辺で!
次回の投稿もお楽しみに☆
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