林です。
先週28日からパリパラリンピックが始まりましたね。
僕はパラリンピックを観るのもとても楽しみです。なぜなら、パラリンピアンの考え方はとても勉強になるからです。
東京のパラリンピアンの言葉で今も大切にしている言葉があります。
それは「不可能なことばかりに目を向けるのではなく。今できることを見つける。」です。
この言葉を話した選手の名前などは憶えていないのですが、事故か何かで身体の一部が動かなくなり、できない事が増え、そのできない事ばかりを見て嘆くよりも今できることを見つけて前進することが大切。とお話していました。
本当に力強いその言葉は、当時全身に電気が走りました。この言葉を聞き、私もできないことばかりを見るのではなく今できる事・やれることを見つけチャレンジすることが大切と考えるようになりました。
特に過去の事を悔んだり嘆くことは本当に時間がもったいないなと思います。しかし人間なのでたまに過去のことをどうこう考えたりする時がありますが、そういう時は意識して「じゃあ今できることは何か?」を考えるようにしています。(どれだけ考えたとしても過去は変えられませんからね。)
そしてパラスポーツの見方もそこから変わりました。
パラスポーツ選手は少し身体的にハンディがありながらも希望に満ち溢れていて、何気ない時間を大切にし自分の可能性を信じて前進している。
人間の力強さ、エネルギー、パワーを私たちに与えてくれます。
今大会の車椅子ラグビーの池選手も本当に力強く、かっこいい選手の一人です。
池選手は高知市出身で19歳の時に交通事故で身体の75%を火傷し左足を切断、左腕に障がいを負い、一緒に同乗していた3人の友人を亡くしました。
池選手が初めに行ったスポーツは車椅子バスケットボール。しかし車椅子バスケットボールでは体の健康面で競技を続けれないということで32歳の時に車椅子ラグビーに転向しました。
「友人に生きた証を」
この想いと「メダルを見せてあげたい」という想いでリオ大会・東京大会と銅メダルを獲得しました。
そして、今回車椅子ラグビー日本史上初の金メダルを獲得しました。表彰式ではその金メダルを天に掲げ、天国の友人たちに報告する風景もありました。
パラスポーツって本当に力強く、たくましく、かっこいい。
パラスポーツから本当にたくさんのパワーがもらえます。
そして東京パラリンピック大会でもう一つ強く印象に残っているものがあります。
それは、大会セレモニーで「impossible」(不可能)の文字を「possiburu」(可能)に変えた演出があり、初めは不可能だと思われていたこともみんなで力を合わせることによって可能にできるという演出でした。
身体に障がいがあっても、障がいになるものを取り除いたりサポートすることでスポーツができる。
不可能に目を向けるのではなく、可能にするための工夫やチャレンジが大切ということを教えてくれてるような気がします。
パラリンピック・パラスポーツは本当に色んなことを教えてくれますね!
皆さんもパラリンピックを応援しましょう!
そして今日できること・今できることをチャレンジて下さい!
それではまた!
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